これを読めばもっとTシャツが好きになる!

これを読めばもっとTシャツが好きになる!

2018年10月5日

こんにちは。

“彼女は青いTシャツを着ていた”を英語にすると??

こんなの簡単だよ♪と自信をもって私が出した答えは

『She was wearing a blue Tshirts.』

でもこれは不正解でした。

正解は

『She was wearing a blue Tshirt.』

日本では1枚でも2枚でも「Tシャツ」ですがこれだと「Tshirts」と複数形なので英語としては間違いなのです。

正解は「Tshirt」。ちなみに「Tshitt」「Teeshirts」と2種類の書き方があるそうです。

日本でのTシャツの歴史はどんなものだろう?と調べてみました

正式な資料が無くてハッキリしないのですが色々と調べてみると日本ではTシャツやジーンズは終戦後の占領期以降少しずつ知られるようになったようです。

そしてこの時期に顕著になった事としてTシャツをインナー(下着)としてもアウター(外着)としても利用をし始めた事が分かりました。

というのも、進駐軍のアメリカ兵がTシャツのまま外出しているのを多くの日本人は特別な思いで見ていたようです。というのもTシャツに似たものは日本にもあったようなのですがそれはあくまでインナー(下着・肌着)として着ていたのです。

その影響が日本にも入ってきて1960(S35)年前後から若者を中心にファッションとして着られるようになったそうです。

その後、昭和40(1965)年代以降に本格的なTシャツとジーンズの流行が訪れ、昭和45(1970)年以降に広く大衆に受け入れられました。

これはあくまでも私感ですが1955年に公開されたジェームス・ディーン主演の「理由なき反抗」という映画が日本にTシャツブームを巻き起こしたと思います。

もちろん、私はリアルタイムではないですがスクリーンで観るジェームス・ディーンは今でも色あせないカッコ良さで、彼の真っ白なTシャツ姿は印象的です。

日本でもジェームス・ディーンは特に人気があったので当時の若者は憧れをもってTシャツを着たのではないでしょうか?

アメリカで市民権を得たTシャツは今度は独自の進化を遂げます。

もともとは単色だったのですが徐々に柄や絵が採り入れられるようになります。

1960年代のヒッピー文化のロックやパンクミュージックはTシャツをアートに変えます。

自分達の主張や芸術的なデザインをまるで油絵のキャンバスのようにTシャツに表現していきました。

現在はTシャツへのプリントの技術が劇的に向上して非常に細かい柄でも正確にかつ大量にプリントできるようになりました。

もはやTシャツは一番自己主張が出来る服になったのです。

現在ではTシャツのデザインはパソコン上で作成してそれをデータとしてそのままウェアにプリントできるようになりました。それこそ、自分だけの1点ものから何千枚も作る事も労力としてはさして変わらないくらいに手軽になりました。

さらに技術的にはステンシル印刷からシルクスクリーン印刷が主流となり、さらに発泡・フロッキー・蓄光などのインクや艶出し紙なども充実し、ほとんどのプリント製品がこの方法で確立されました。また熱圧着でプリントしたものを転写する熱転写プリントも盛んに行われるようにもなっています。

Tシャツ自体がシンプルな作りなのでそのデザインがし易かったというのもTシャツにとって幸福な事だったのかもしれません。例えばこれがスーツだと、柄などのデザイン以外にもスーツの形状やスーツ自体のデザインなど多岐に渡ります。

Tシャツはシンプルだからこそ時代に合わせて進化出来るのです。


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